UDLR Log

マイペースな電子音楽制作者による長文サイト

UDLR 2023(1/2)

今年もぼんやりと過ごす(←これが今年のテーマになりそう)うちにあっという間に時間が過ぎてしまい、今のところの成果がイマイチ出てこなくて不安だが、そんな感じで今年前半の振り返りなどを書いてみる。

 

・今年前半の目立ったニュースは、個人的には野球の世界大会での日本の世界一かなと思う。前回大会では出場できなかった二刀流選手の活躍ももちろんだが、その選手を筆頭に様々なところから選手を集め、世界を戦うチームとしてうまくまとめた監督も見事だったと思う。二刀流選手との関係も含めて、この監督だからできた今回のチームだし、歴代最強と言っていい活躍だったと思う。決勝はリアルタイムで見れたし大満足であった。

 

・プライベートでは、現在やっている物流の倉庫の仕事に幾らか変化があり、長年やってきた環境のメンバーたちが別の仕事に変わって離れたのに対し、僕はその場所に留まり新しいメンバーたちとの仕事をして、しかし数ヶ月後に倉庫の仕事自体が大きく変わるということで現在のやり方を続けられなくなり、そんな中で現場からパート業務を提案され、現在はその移行期で、しばらく後に長年所属した会社を一旦離れて、フォークリフトを学びつつ新しい仕事をする予定である。そんな感じでどうなるかはわからないが、なるべく現在の仕事ペース(週5勤務で真ん中と日曜に休み入れるなど)を変えないようにお願いしてもらっているので、相変わらず物流仕事とプライベートを頑張る感じになりそう。

 

Youtubeで動画をよく見ているが、特に1月に弟が感染して家族も動けなかった時によくお世話になった。以下よく見ているチャンネルを書いてみる。

 ・さいちょう(激安の電化製品などのレビュー)

 ・からすまAチャンネル(クソゲー関係のレビュー)

 ・DARKEST(ヘヴィメタルのレビュー)

 ・4ST(レトロゲームに関するネタ)

いずれもそこそこなボリュームで的確な紹介をしていて動画内のネタが多く見てて面白く、初期からスタイルをほぼ確立していてどの動画からでも楽しめるのが共通している。そういった動画に触発されて動画内で評価された製品や音楽に触れたり買ったりすることもある。

 

・現在リアルタイムで読んでいる漫画は、「らーめん再遊記」で、この漫画の影響でラーメンを食べる機会を増やしており、漫画みたいに分析できるといいなぁと思っている。

そもそものこの漫画のシリーズの最初の「ラーメン発見伝」との関わりは、当時はほぼないが、2004年にやってた実写ドラマは見た。当時ラーメンも興味を持ち始めた中学生の時期で、漫画原作とは知らずラーメン関係のドラマだと思っていたからだ。そのドラマでは「酒のツマミになりそうなチャーシューがラーメンと合うわけではない」という部分が印象に残っている。

現在のシリーズではこのシリーズの象徴とも言える人物「ラーメンハゲ」が一応の主役とされており、最前線からは退いた感じのマイペースな展開が、僕にとっては読みやすい。

そうなると以前のシリーズ同様ドラマ化に期待しているが、以前のシリーズではラーメンハゲの風貌を再現していなかったが、今作はやはりラーメンハゲでやってほしい。それができる存在として、個人的には松竹芸能所属のスキンヘッドのピン芸人を推薦したい。本人が持つ厳しさと頭脳がラーメンハゲに合っていると思っている。
そんな感じで、もし深夜ドラマが実現したらという個人的な要望を書いてみる。

 ・ラーメンハゲとしては初めての実写化になるのだから、初回は前2シリーズでの活躍をダイジェスト的に再現してほしい。対戦相手とか相棒とかであった以前の主人公達は後ろ姿などで曖昧に存在しているだけでいい(初代ドラマがアイドル俳優だったのに配慮している)。

 ・ラーメンハゲとその相棒的存在であるラーメン評論家(大学教授)はなるべく再現してほしい一方で、それ以外の人物の雰囲気は何でもいいと思っている。実写化の成立に必要な老若男女のバランスは製作陣と俳優次第なところがあるので、そこで調整してもらいたい。

 ・(ネタバレ) 背脂ラーメン店を立て直す為に最終的にチャーハン店に転換する話では、その解決の発想はチャーハンを食べたその場で思いついて欲しいと思っている。原作でチャーハンを食べた後に外で受ける応援シーンは、ドラマでは話の最初に移して謎の応援な感じにすればいいと思う。

まぁそんな提案が実現することはほぼないが、とりあえず言ってみた。

 

 

・音楽関係でよく使っていたモニターイヤホンSE215がケーブルが断線したりイヤーピースが取れて紛失したりなどで使いにくくなったので、別のイヤホンが必要になった。ただ、そう考えた当初はSE215を再度使えるようにしようとは思わず、代わりに中国製のイヤホン、いわゆる中華イヤホンというジャンルに目をつけた。SE215の価格より安い値段で信頼できるイヤホンを探そうと思ったら自然とそこに辿り着いた感じである。以前なら中国のメーカーの製品は積極的に探そうと思わなかったが、youtube動画の影響もあり、探してみると面白く、しかも最近になって良製品が続々出てきているようなので、良い時代になったものである。

悩んだのは、多くの中華イヤホンのレビューは音楽視聴の視点が中心であり、音楽制作(DTM)に使えるかどうかの視点が少なかったことである。なので探している時は「スタジオモニター」「解像度」などの文言を参考にしながらじっくり見ていった。

そんな感じで見つけて購入したのは2つで、まずはCCA LYRA、購入時3500円程度。安いけどニュートラル的な聞こえ方がするモニター的イヤホンという印象が購入の決め手で、あと見た目が少しカッコ良かったのも理由になっている。実際にそれまで使っていたイヤホンと比べると大きな変更感はなく、値段に対しての表現力は十分(有名なメーカーとか家電屋で売っている低価格のイヤホンより優れていると思う)だが、「モニターイヤホン」と比べると高音域など音楽的味付けを感じ、全幅の信頼には至らない。音楽制作のチェックとしては、音楽的なイヤホンなので、このイヤホンで「聴いていて狙い通りにテンション上がるかどうか」な視点でチェックや調整をしたいと思っている。

もう一つがTINHiFi C3、購入時5500円程度。CCA LYRAは気軽な気持ちで選んだのに対し、こちらの方はSE215の代替という目線だったので時間がかかった。選び方として、まずCCA LYRAと同じ系列の会社の製品(CCAとかKZとか)は外した(似たような聞こえになると思ったから)のと、SE215以上の値段は「SE215の代替を探す」意味が無くなるので避けた。そしてモニターイヤホンとしての性能があるかどうかで、それを確認できないと選びにくかった。それで見つけたのがTINHiFiのイヤホン群で、途中からはそれに絞ってじっくり判断した。モニターイヤホンとしての評価が出ていたのがTINHiFi T4 Plusで、それ自体はSE215並みの値段だったので候補にはならなかったが、一部レビューで「値段が安いC3と性能は大きく変わらず、C3の方がコスパは優秀」という文に着目し、C3を買う方針に進めていった。最終的には同じく評価が高くて安いC2と迷ったが、「C2も良かったがC3は少し値段が上がっただけで完成度は大きく上がっている」的な文章を見つけ、その辺が決め手になった形である。実際に現物を聴くと、音楽的な味付けは少ないのに表現力は上質な感じになり、音楽制作で信頼して作業できるイヤホンだなと思った。他の似た価格帯のイヤホンも気にはなるが、とりあえずこのTINHiFi C3にはとても満足している。

そんな感じで複数の中華イヤホンをちゃんとしたモニターイヤホンより安く購入できたが、結局SE215自体もイヤーピースとケーブルを買って使い直したいと思うようになり、このためにわざわざ大阪のイヤホン専門店に行った。SE215用のイヤーピースは選択肢が限られていたこともあり店員が着けたコンプライのT100でそのまま決定したが、ケーブルの方は悩んだ。当初は数千円程度のもので十分かなと思ったが視聴用のサンプルしか店頭に無かったので買えず、どうせならということで6000円くらいまでのもので何がいいかじっくり聴き比べした。こういう長考ができるのも店頭ならでは。結局、その6000円くらいまでの選択肢の中で一番高いNobunaga Labsのひじりというケーブルにしたが、もちろん色々聴き比べした結果で、最も表現の繊細さを感じたのが決め手になった。ただこのケーブル、イヤホンに繋ぐ端子が純正より外れやすいのと、すぐに断線しそうな細さなのが難点だった。外出時の道具の使用が乱暴になりやすい僕にとっては、外で使うには危険と判断し、自宅のみの使用にしている。まぁその辺の使い分けも含めて、今回のイヤホンの買い物はうまくいったと思っている。

 

・音楽制作は迷いが多い感じになっている。前作も新規制作自体は少なめな感じであったが、依然として不調が続いている。その中でも細々と制作はしており、アルバムの半分以上の内容は埋まり、アルバムタイトルも「Position」と早々に決めてはいるが、曲名やジャケットができていないなど決め手がない事に悩んでいる状況だ。しかし、現在ではその迷い自体がコンセプトだなと思うようになり、なんとか作品化に向けて、以前よりは方向性が見えてきた感じではある。そんな感じで今年も作品を配信(=11月までに完成)できるように頑張りたい。

 

 

2023/7/24

UDLR